ロバート・モンダヴィ　ウッドブリッジ　ジンファンデル

Robert Mondavi Woodbridge Zinfandel 2008

半年遅れ（汗）のアーティクルだ。　此れ以上、遅れ無い様にせねば…

忘年会前に顔を出した「金メジ」。　飲まない心算だったのだが、賑やかな雰囲気に釣られて、つい手を出したのが、このボトル。　ＵＳの固有種と云う訳では無いのだが、「ジンファンデル」と呼ぶのはＵＳだけで、欧州の起源種（イタリアのプリミティーヴォやクロアチアのチェリエナック）とは味わいも大分変移して居る。

凄く濃くは無いが、深みの有るルビーカラーで、矢張、ヴァイオレットの色要素も持って居る。　ブーケには一寸不思議な甘さが有り、瓶詰プルーン見たいな香りにスパイシーな印象が混じる。　タッチは軽やかで薄い。　ライトな甘さに穏やかな酸味と根性の無いタンニン。　ストロベリーキャンディの様な人工的な甘さが後に残るのが、小生の好みにフィットしない。　さぁ、困った…　リクエストしたのは小生だから、誰かに飲ませて仕舞おう（笑）。