今日のワイン 其の541
2011-04-01


ルロワ ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール
BEAUJOLAIS VILLAJES PRIMEUR 2010 / LEROY

禺画像]
渦、ボジョレーナイトでの8本目は… おぉ、ルロワだ。 何方か詳しい方がいらっしゃるのかな。 シンプルなエチケットは廉価ボトルに見えるが、どうしてどうして、マダム・ルロワは高級品です。
そう思って見る所為か、紫がエッジに感じられる深いルビーカラーは、「一寸違うぞ」と訴えて居る様だ。 カシスや苺を感じるブーケにも力が有る(新酒としては)し、華やかな果実感が充分。 コクを感じる口当たりだが、フレッシュネスと酸味。 僅かな甘味に加えて、ヌーヴォーらしからぬ(あ、プリムールか)落ち着いたタンニンが、引き締めつつもバランスを取って居り、巧みな造りを否が応にも感じさせられる。 うむ、エレガンスを感じる御姉様な新酒だ。 比較的新しい気鋭の造り手を飾る言葉は枚挙に暇が無いが、そんな美辞麗句を鏤めた褒め言葉は必要無い。 「メゾン・ルロワのプリムール」、此れだけで良い。 だが、もう一寸インパクトを求めて仕舞うのは、ルロワ故の事。 是非、桜の咲く頃迄、熟成させて見たい1本。 或いはもう1年?
で、記事をアップしたのが、桜の季節と為り、記事ばかりが熟成した?
[Wine]

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