紫 くろ喜 其の111
2016-04-23


「紫 くろ喜」の池袋西武(「イケセイ」って云うんだ)での催事出店は前年に続いて2回目。 2日目の土曜日に伺う事にした。 デパートの開店時刻の20分前に到着したのだが、既に20名程が御待ちかね。 時報と共に皆さんの勢いに押される様に工レベータの奥に押し込まれて仕舞った(笑)。 イートインの場所は判って居たのだが、皆さんの足には敵わないね。
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勿論、全員が「紫」狙いでは無いのだが、初エレベータ組ではラストの10番手位に「紫」のレジ前へ(笑)。

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折角なので、限定の「鴨と浅蜊の塩そば」。 「紫ブランド」の塩そばなので有る。 何時ものフルスタッフに加えて、ドルさんが今年もオーダーコントローラーとして参加されて居る。 月並な表現で恐縮だが、「戦場」っすね。 そんな合間にも黒木さんはサービス精神で御客様に声を掛けて居らっしゃる。 プロなんですね。

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細く深い丼なので、寄って撮って見た。 最初に麺に就いてだが、京都の「麺屋 棣鄂」と云う製麺屋さん謹製。 「熊本製粉」の麩(ふすま)を練り込んで居るそうだが、今は大変な熊本から製粉屋さんの方が京都迄持参されたと伺った。 ウェイビーな細麺はとても餅ぃ喰感で、スープとの相性や持ち上げが凄く良い。 此処迄拘った麺は無いだろう。 スープは鴨のニュアンスも高いが、麺に添えた浅蜊の風味も相当に効いて居る。 素材の巨頭が御互いを尊重し合って、見事なコラボレーションを醸し出す。 そして、其の土俵としての塩の流麗さは特筆物だ。 具は当然の鴨ロース、春菊、極太メンマに加えて、プチトマトのドライ仕立が2枚乗る。 塩スープならトマトは外せない黒木さんなのでしょう。 でも、弁えたインパクトが有る物だ。 秋葉原でも頂いた事の無いスペシャルを此処で為さるとは大胆だと思うが、見事な作品に意気込みとプライドを感じた。

御見掛けした常連さん、太郎さんは隣の隣の席。 代々木時代の懐かしいラーメンメイトのラスキーさんは店の外で待って居て下さいました。
[Ramen]

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