日曜日の昼に伺った時に彼是とケンちゃんが奨めて呉れたのだが、「亦、来るから」と失礼をした。 空手形に為らぬ様に火曜日の宵に扉の前に。
湿度が高く嬉しく無いコンディションだったので、ビールでスタート。
ダレヤメセットは何時も「佳い摘まみ」が並ぶ。 何れも旨いが、冷シャブとか鮪とかイケてます。
スペシャルは「なめろう」と伺ったので、アルコールは「ジャパン」(日本酒)に決める。 此の夜は「神亀」。 埼玉の高名な酒蔵の筈… Aちゃんが表面張力でフルに注いで呉れました。
辛口の純米酒で旨いのだが、此のボトルのキャラから云うと温度が低過ぎる様に思えたので、グラスをピックアップして、升と分けて少し待ってから頂いた。 冬に河豚で燗酒にしたいテイストだ。 流石に飛切燗は駄目だろうが… 御鮨屋さんに頼んで置こうかしらん。
なめろうには西京味噌が良い具合に加えられて居て、とっても美味しい。 ケンちゃんの自信作だ。
もうひとつのスペシャルは生ハムとの事でワインに切り替える。 グラスで御願いしようかと思ったのだが、セラーにロックスオフの御店主が小生の名前のメモを付けて呉れたボトルを見付けて仕舞った。
「カサ・パルデ カベルネ・ソーヴィニヨン イ トレパット」 先日03ヴィンテージのマグナムを幸亭で開けたが、此方は11年。 やっぱり芳醇で滑らかだが、溌剌としたフレッシュネスが爽快だ。 今更1本は飲めないので、常連の棟梁をコールして助けに来て頂いた。
生ハムとの相性も申し分無く、御機嫌で棟梁のピザを沢山頂いて仕舞った。