今日の渦 其の595
2014-12-17


ピチーチのマスターの浅井さんと渦を御一緒出来る運びに為り、ピチーチの定休日の水曜日に本鵠沼駅で待ち合わせ。 相変わらずの寒さだが、店内は温度も気持も温かい。 当然ワインを挟んで、と云う事に為る。 ケンちゃん手配の「若林セレクション」5本の中から3本をピックアップ。

フィリップ・シャルロパン・パリゾ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ
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浅井さんが目を細めて「美味しいですね〜」と、仰って下さったボトル。 「赤系果実のアロマとフローラルなブーケ、程良い果実味と酸が調和するエレガントな赤」と云うのが、若林さんのコメントだが、実に的確なショートメッセージだ。 普段の渦ストックよりも上級キュヴェだが、結構な味わいだ。 ボリューミィで果実感も強いのだが、膨満な印象を出さずに上品に纏めたのは、アンリ・ジャイエ系譜の為せる技か。 CP抜群の1本。 年末に1本、仕入れて置きたい。

ラ・ジェルラ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
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小生の為の筈(笑)のブルネッロ。 此方の果実はダークブラック…深く濃い。 サンジョヴェーゼ・グロッソらしいスパイシーさとガッチリして居ても滑らかなタンニン。 ブーケは花…ヴァイオレットとアイリス。 自然界では共咲しない組み合わせにうっとりだ。

シャトー プランケット
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正直、飲み過ぎで… ボトルに申し訳ない事をしたと反省。(「申し訳有りません」と云う表現は本来の用法では無いのだ) ボルドーの教科書的なセパージュなので、造りもそうかと思ったのだが、若林セレクションなので「自然派」の筈だと思い直す。 北サンテステフの地で造るAOCメドックで、其れは一般的では無い…よね? 体躯の有るタイプの様で、渋味のタンニン、はっきりした酸… そして、やや閉じ気味。 実は例の変態カラフェを浅井さんに自慢する為に?に出して貰って居たのだが、ピノとブルネッロには使わないと判断した。 そう、こいつには此れが必要だったのだが、もうボトルを逆さにセットするだけの気力とバランス感覚は、赤い液体に溶けて仕舞って居た。 もう一度、飲み直したいね。

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ケンちゃんが用意して呉れて居たワイン用の一皿。 そんな気持ちが嬉しく、有り難く。 調子よくボトルを開ける/空けるので、此の後はハチャメチャだ。 折角のチャーステとかフォトテイクして居ないし。 いや、撮り忘れたのは其れだけじゃ無い筈なのだが、覚えて居ない。
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