らーめん こんどる屋 其の1
2014-03-05


前週のラーメンスケジュールがイレギュラーだったのは、水曜日にバンちゃんの「コンドル屋」が開店すると伺ったからだ。 「炎のつけ麺」の場所に新たにオープンした店は、「ヤシオマス」を使ったラーメンで、最初は「塩」だけの60喰と伺った。 ちゃんとツイッターをチェックしない情弱者なので、開店日が金曜日にズレたのを知らずに無駄足を踏んで仕舞った。 そして、其の金曜日は夜を待たずに完売。 うむぅ、縁が薄いのかも知れない。 漸く時間が取れたのは、翌週火曜日の夕方。 中休み無しなので、空いた時刻に伺いたかったのだ。 急階段は変わって居ないが、突貫工事の内装変えで、全てカウンターと云うレイアウトに為った。 其のカウンターには大きな魚が鎮座して居る。 当然、「ヤシオマス」だが、50センチ位は有りそうだ。 あ、フォトテイクして来れば良かったな。 ヤシオマスはバンちゃんの故郷、栃木県の水産試験場で生まれた「人工のニジマス」で、全て雌。 染色体を3組持って居るので3倍体と云う事に為る。

禺画像]
とても澄んだスープだが、実に上品な淡麗な魚のスープ。 川魚ならではのアドバンテージを上手に活かして居る。 うっかり造ると薄い印象が出そうだが、其処はバンちゃん、抜かり無く、コクを充分に持たせて有る。 大きなチャーシューもスープとのマッチングを良く考慮して味付けされて居る。 菠薐草が乗って居るのも、何だか好いイメージを形成。 そして麺は細い縮麺。 最近ではガンコ系位でしか御目に掛かれ無いタイプ。 繊細な魚の風味が、空気と混ざって口に拡がる様にとの配慮だそうだ。 成程、其の効果は小生にも判る。 此は珍しく、美味しい塩スープだ。 其の塩加減も心憎い程に計算が正確だ。 未だ「塩」だけの提饗だが、週末には、醤油もラインナップの予定で、何れ担々麺も…と嘗ての「めじろ」の様なメニュー構成にしたいとの事。 楽しみが増えました。
[Ramen]

コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット