今日の渦 其の533
2013-11-03


面白いのが有る…とCさんが嬉しそうにピックアップしたエチケットには、不思議な文字が…希臘(ギリシャ)ですかい。 「ドメーヌ・ダラマラス ナウサ・パリオカリアス」、3本目だったら舌を噛んだだろう。 葡萄品種は「串の鮪」?…、いや、「クシノマヴロ」だそうだ。 云われて見れば、希臘は基督が生まれる1500年も前からワインを生産して居た、謂わば発祥の地だから、美味いワインが有っても当然と云う訳だ。 此方は試飲すると華奢なピノ・ノワール的な印象が有り、派手なデキャンタージュは控える事に決定。 色相もそうだが、味わいもピノにネッビオーロとかガメイを加えたニュアンスが有り、興味深い。 赤系のチェリーや木苺なんてイメージが其れを惹起せしめるのだが…若く感じる分、最初のデリケートさが酸味とスパイシーさを醸す様だ。 ロックスオフの御店主の「為て遣ったり顔」がボトルに浮かぶ様だ。
デキャンタージュをしないと知るや、Hちゃんがボトルに付ける注口をサッと出して呉れる。 こう云うアクションはポイントが高い、有難うね。

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鶏皮餃子。 昼も夜も此れを頂く事が多い。 スパイシーなソースと柔らかい歯応に呼応する旨味が何とも癖に為る。

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此れも定番中の定番。 メキシカンピザ。 肉味噌とチーズにレタス、パリパリの生地。 此れはワインの為に用意されて居るに違いない。

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小生が今、最も好きなつけ麺のひとつが、渦の「夜鳴つけそば」。 此れは美味いっす。 此の漬汁の醤油感とたっぷり葱の香草のニュアンス、仄かな魚介に鶏… 小生の好きな要素が不断に凝縮して居る。

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辰也君が麺のボリュームを調整して呉れた。 気が効く彼なのだ。 たっぷりの柚子胡椒も嬉しい、三つ葉や岩海苔、チャーシュウの入った丼に漬汁を少々掛けて、掻き混ぜたい衝動を抑えて、普通に頂く(笑)。 麺の風味、喰感も申し分無くて、最後に此の一杯を頂ける渦のアドバンテージは、五臓六腑に滲み居るなぁ。
5時間も粘着して漸くの御帰還、御世話に為りました。

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