今日のワイン 其の857
2013-08-17


リースリング・キュヴェ・パルティキュリエール D41
GERARD SCHUELLER / ALSACE RIESLING CUVEE PARTICULIERE D41 2009

西尾さん、田中さん、牧野さんと云う「凪三御夫妻」とディナー。 そんな機会に声を掛けて頂けるとは嬉しい限り。 小生だけが奥さん同伴でないのは…まぁ何時もの事なので有る(苦笑)。 待合時刻ギリに駆け込んで(御盆に緊急会議って…)、向かった先は「楽記」。 Lucky に通じる語呂合わせの様で、「楽は徳の華也」とは違うのかな。 あの「祥端」の勝山さんが、香港喰文化の達人と組まれて始められた中華とワインの御店と伺った。 勿論、グルメな西尾さんの筋。 流石に美味な中華料理の数々に舌鼓を打つ。 こう云う喰事で舌を鍛えるのも、喰の仕事をされる方には必要な機会なのだろう。 ワインのセレクト権を頂いたので、リストと睨めっこ。 「沢山御話しに為る御兄さん」と相談し乍、此の日は4本で組んだ。 白は此の1本だけだが、3人の奥様のスターターに無難な選択をした。 尚、此の夜はグラスのフォトは撮らなかった。 何度もカメラを構えられるのは「待たされる身としては白ける」、と云う御意見も頷けると感じたからなのだが。

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祥端の流れからすると自然派ワインと云う事だろうが、此のボトルはロックスオフでも見掛けた記憶が有る。 ジェラール・シュレール氏はアルザスの筋金入りのビオな生産者だが、此れは其のスタンダード。 中々ブーケがパワフルで、白で「此れだけ」と云うのは珍しい。 やや燻みの有る麦藁色はノンフィルターの証。 トーストが焦げる香りも其れを実感させて呉れるが、青林檎やピーチに白い花束がいっぱい。 やや酸味とミネラル感が高いので、もう少し優しいテイストの方が良かったかな…と思った。 時間の経過で蜂蜜のニュアンスに果実が溶けて、バルーンな印象を持ち直すので、まぁ良いか…

禺画像]
気に為ったのは、バックエチケットの「D41」の文字。 調べて見たのだが、英語の文章が見付からなくて、機械翻訳に頼ったので少し怪しい。
1.二酸化硫黄 1ml(気体なんですけどねぇ)に水を 99ml 加える。
2.上記溶液 1ml に水を 99ml 加える。
3.更に上記溶液 1ml に水を 99ml 加える。
此れを41回繰り返す。 41回の初回が「1」の工程なのか、「2」の工程を指すのかは、判らないが… 「其れを酸化防止剤として使った」との事。
[Wine]

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