F1 2012年 アメリカGP 決勝
2012-11-19


3年連続のチャンピオンに向けての視界良好。 初めての開催地、オースティンでもセブの速さは不変。 ルイスも追い上げたが、セクター3のタイム差で2番手。 マークが続く。 フェルナンドは繰り上がって、決勝は8番手スタート。 此処は偶数グリッドは1秒も不利と云われて居るのだが… おぉ、5番手だったフェリペのギヤボックスを交換し、5グリッド後ろへ廻す事に依って、フェルナンドを7番グリッドに上げたのね… 算数すると、フェルナンドは4位迄に入らないとセブのチャンピオンが決まって仕舞う。 …あ、セブは未だトップチェッカーを受けて居ないんだった(笑)。 滑り易く、タイヤが暖まり難いコースだ。 抜き難いとも云われて居るが、タイヤ案件でアンダーカットも遣り難いと思われる。 セブに益々有利なのではなかろうか。

ファイナルはテキサスの快晴の空の下でスタート。 フェルナンドに取っては前のミハエルをスタートで交わすのが、先ずは最初の課題。 何とか彼んとか、ミハエルの前に出て4番手でターン2を廻る。 矢張、偶数側の蹴り出しは良く無かった様で、ルイスもマークに先行を許す。 でも、1ポジションダウンならマシと云う位のディスアドバンテージがイン側には有る。 キミは7番手に落ちて居るもんなぁ… セブは勿論、マークにコンマ7のギャップを付けて、オープニングラップをトップで廻って来た。 ミハエルは精彩を欠く走りで、2周目にはニコ・ヒュルケンベルグとロメにも先行を許して仕舞う。 DRSが使える様に為るタイミングで、セブのリードは1.7秒。 其のマークだが、ルイスに追われて居るので、益々セブとのギャップは広がる。 4周目にルイスはマークの前に出る。 思った程、抜き難いコースでは無い見たいだ。 セブが舌打ちする状況なのは、二人のペースはイーブンだからだ。 此の時点でのギャップは、2.8秒。 10周目には、1.5秒迄ルイスが追って来た。 そして、15周目に到頭DRSギャップを切る。 3番手のマークの KERS が使えなく為り、フェルナンドが3番手に上がろうと狙い始める。 セブが2位、フェルナンドが3位なら、最終戦に興味が残るのだが… と云う舌の根が乾かぬ内にマークが、オルターネイターのトラブル発生でリタイヤしたのは17周目。 セブの舌打ちは2回目だ。 マークのリタイヤで、フェリペは本来のポジション5番手に復帰。 褒めて挙げられるね。 ラジオでも「ポディウムを狙え」の檄が飛ぶ。
ジェンソンがターン1でインからのオーバーテイクを重ねる。 此処はコーナーを出た処で止め難いのだが、流石はジェンソン、一寸アンフェアなミハエルさえをも交わして魅せた。 別なコーナーだが、ブルーノを抜いたのも流石のテクニシャン振りだ。
其の後、ルイスのペースが落ちて、20周目のギャップは3.8秒。 タイヤへの負担の差が出て来たのかも知れない。 堪らずにルイスはタイヤ交換。 フェルナンドも入って来る。 右リヤに手間取り、6.3秒ねぇ… ジェンソンの前に戻ったのだが、タイヤが暖まる前にジェンソンに先に行かれて仕舞う。 セブは22周目にPI 、2.7秒で出て行ったので、キミの前、即ちトップポジションに戻れたが、ルイスはキミの後ろに戻り、抜くのに2周を要した。 其のキミは25周目にタイヤ交換。 6.4秒も掛かったので、フェルナンドの後に戻る。

続きを読む

[Formula 1]

コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット