今日のワイン 其の725
2012-05-19


シドゥーリ・ピゾーニ・ヴィンヤード・サンタ・ルチア・ハイランズ
Siduri Pisoni Vinyard Santa Lucia Highlands 2009

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大学時代の親しい友人が大出世! で、3人組のもうひとりと図って、祝って遣る事にした。 10倍返しを期待して、渋谷のシノワを予約。 西尾さんの御学友嬢がソムリエールを為さって居るので、御縋りする事に(笑)。 少し早目に着いて、ワインリストと睨めっこ。 1本目はピノが良いので、ブルゴーニュの頁を眺めて…うむぅ、高いなぁ。 其処で、カリピノから選ぶ事にしたが、彼女のアドバイスも有って、シドゥーリのピゾーニ(サンタ・ルチア・ハイランズ)。 まぁ、間違い無いだろう。(後で調べたら、WS95点はカリピノでは珍しい) 何しろ四半世紀に渡って、彼の地で、ピノだけを造って来たワイナリーだ。 一度見たら、忘れないエチケット(「シドゥーリ」は、バビロニアの「ワインの女神」)を眺めて、テイスティング。 うん、広がるリッチな果実感が素晴らしいが、更に開かせようとデキャンタージュを御願いした。
此の夜は友人の手前、ボトルのフォトを撮らなかったのだが、美しい豊かなガーネットの色相は深い。 エッジにやや紫が潜む様だ。 酸味の高いチェリーやスパイシーな印象、更にオーク樽のブーケが、太く上がって来る。 チェリー以外には、ラズベリー、黒系ベリーに混じって、ハーブや樹皮の味わいだ。 14.5度も有るのにボディの重さは然程では無く、メディアムボディ。 ブーケに感じる程には高く無い酸味と甘いタンニンが、滑らかさを演出する。 アフターはそんなに長くは無いが、紅茶と菫と幾許かの甘さの要素を引いて行く。 2009年のヴィンテージだが、充分に早飲が効く。 一方で、もう2,3年待って見るのも楽しいんじゃないだろうか。 バーガンディに阿る事の無いポリシーで造られる力強いボトル。 此れは友人にも褒めて貰えた様だ。
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