今日のワイン 其の486
2010-10-30


ドメーヌ・ギベルトー ソミュール・ブラン
Domaine Guiberteau 2009 Saumur Blanc

禺画像]

幸亭での6本、いや7本目と云うべき最後のボトルは、ロワールの白。 カベルネフランの貴公子と呼ばれるギベルトーが、ソミュールのシュナン・ブランで造る1本。
蛍光灯よりも電灯いや、蜀台の光の方が似合う様なキラキラした印象のカラーだ。 一方で、グラス内側の足を見ると粘性を感じる様な長さだ。 ブーケから果実感の中に樽香がハッキリと感じ取れる。 口に含んでも新樽特有の香りが強い。 酸味が確りし過ぎて居る程に切れる。 この切れがややもすると尖りに感じられる。 そうさせない為に必要なのは時間だ。 抜栓直後は硬さが明様なので、小一時間のインターバルを持って、楽しみたい。 然すれば、果実感にマイルドさが増して、コクも感じ取れる様に為るに違いない。 アーモンドやトロピカルなフルーツ(一寸人工的だが)のニュアンスが余韻に残る様に為れば、飲んで良い。
「アニェス・パケ」の後の「ルイ・シュニュ」見たいな関係で、ビネールのリースリングに続いて頂いたハンデが有って、気の毒だったね。
[Wine]

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